病気にかかりやすい?低体温になってしまうわけと病気とは?
2016/08/31
体温は基本的に36℃~37℃前後で安定しているものですが、近年ではそれよりも低い体温の方も増えてきています。
低体温になってしまう原因はいくつか考えられます。
低体温は病気にかかりやすい
定期的に運動をしない状態でいることで慢性的な運動不足による筋肉量が低下してしまうことや、生活習慣の乱れによる睡眠不足、自律神経の乱れ、ストレスなどがあげられます。
- 免疫力低下
低体温の状態にあるとどのような影響があるかというと、血行不良や免疫力低下につながり、免疫力が低下することで、病気にかかりやすい状態になったり治りが遅くなったりします。
- 太りやすい
代謝機能の低下は、体の老廃物が溜まりやすく脂肪がつきやすくなるため、太りやすい傾向もあります。運動不足にもなるのでさらに加速してしまいます。
- 婦人科疾患
また女性の場合には婦人科疾患になることもあるので、体温が低い場合には注意が必要です。
- アレルギー
現代病としての代表格といえる花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状が出やすくなります。
- がんの細胞が活発
低体温とがんの発症は関係ないようですが実は活発になり発症しやすいです。
風邪のウイルスには注意が必要
低体温の人は確実に増えているのですが、さらに35℃台・34℃台という人も増えてきています。上記の病気以外にも発症したり治りにくくなってきたりします。
代謝機能の低下により肌荒れや肌のくすみ、女性の場合は生理不順や生理痛なども出てきます。ホルモンの乱れから男性・女性に関係なく更年期障害もあります。体が冷えることによって風邪も引きやすく腰痛や頭痛、肩こりなどもあります。ウイルス感染すると死滅させるために体温を上げますが、低体温だとなかなか体温が上がらずに抵抗力がないために完治まで時間がかかります。
そして太りやすいと同時に痩せにくくなることにもなります。体温が上がればその分だけ免疫力も上がることは間違いありません。生活の中で体温を上げるようにするためには、生活習慣を見直して悪い生活習慣を修正していくことで、対応するといいでしょう。激しくなくても運動をしたり、特に夏だからといって冷たい物ばかりを飲んだり食べたりすることから改善していくと一気には無理ですが、少しずつ体温が上がり免疫力も回復してくるでしょう。低体温だと不眠になるというデータもあります。しっかり睡眠を取ることも改善の1つとなります。